ご多分に漏れず、ウチの息子(5歳)もしっかり妖怪ウォッチにハマっています。
いまでこそあちこちで話題になっていますが、ハマりだしたのは、そういうレベルになるずっと前。子供ネットワークでは、以前から着実に広がりをみせていました。
夏はトッキュウジャーだったパジャマが、今は妖怪ウォッチ。お弁当箱も、ポケモンだったのが妖怪ウォッチに(ウチに関して言うと、ポケモンはほぼ妖怪ウォッチに駆逐されました)。
外に出かけると、ガンバライジングと妖怪ウキウキペディアをプレイし、ようかいたいそう第一とかゲラゲラポーが聞こえたらところかまわず踊り出します。

で、いろいろキャラクターグッズをもらったりするんですが、先日、妖怪ウォッチの自由帳をもらいました。
何書いてもいいんだよと話したら、最近公文で「たす5」までの足し算をやっていて、それがだんだん面白くなってきたようで、足し算の問題を書いてくれというリクエスト。


上の絵はウィスパー。こうしてみると、5歳児と同じような字を書いている…。


ひとまず、1ページの半分に、だーっと問題を書いて渡しました。
すると、ほとんどつまらずに解き終わってしまい、物足りないのか、もう半分にも問題を書いてくれとまたリクエストが。

考えるのが結構大変だったし、そういうのもならやっぱりコンピュータの出番だ!と、ライブコーディング(?)でこんなものを作ってやらせてみました。
お父さんだって、これくらいならチョチョイのチョイだ!

昔なら、BASICの教本の最初に出てくるようなやつ、乱数を作って足すというアレです。

普段は、パソコンはお仕事の道具だから触っちゃダメと言っているので、今回は特別。

次々に問題が変わるのが面白かったみたいで、はじめての体験はなかなかの好評だったようです。かれこれ20分くらい、足し算大会で盛り上がりました。
出てくる数字の変え方も教えたら、数字を書き換えてむちゃな足し算作って喜んでいましたが、結果が面白かったのか、パソコンを触らせてもらったのが楽しかったのか…もちろん、興味を持って欲しくて思いつきで仕組んだことなので、楽しんでくれる分には万々歳です。

息子は完全にデジタルネイティブ、ネットワークネイティブなので、スマホもタブレットもお手の物、Youtubeは自分で検索して見るし、それで見て好きになったマインクラフトも、クリエイティブモードながら、PS3でバリバリ遊んでいます。デジタルやネットワークの存在は、あって当たり前の、まさに空気。
プログラミングを仕事にしてほしいわけではありませんが、周りにあるそういうコンテンツがどんな風に動いているのかは、当たり前にあるからこそ知っててほしいとは思っています。
せっかく、誰もが等しくものづくりができる環境はあるんだから、消費するだけだとつまらないですし。

余談。
こういう単純なものを作ってみると、BASICっていうのは偉大なもんだったんだなぁとしみじみ思います。
電源を入れたら取りあえず使える。結果を表示する手続きがいらない。インタプリタだから流れがわかりやすい。音も絵も簡単に表示できる。がんばればそれなりのものはつくれる。
今は、事前に覚えることが多かったり、なにより周りにすごいコンテンツがあふれていて、表現のハードルがグッと上がってしまっているので、スタートに至る精神的な壁が、昔より高くなってたりするのかな?


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