屋上遊園地の終焉


体育の日、息子を連れて、親子三人で羽田空港に遊びに行ってきました。
一歳三ヶ月の息子は、さすがにそこがどこだか分かっていないようでしたが、上がった展望デッキにあったプレイランドでは大はしゃぎ。
昔は、デパートの屋上の定番でしたが、最近はこういうのがなかなかありません(川崎のさいか屋とか、あとは横浜の高島屋の屋上(広い)の隅っことか…)。
そういうわけで、こういう有料の乗り物遊具がいっぱいある遊び場は初めてでしたが、あちこち走り回って、乗り物に乗って、ビックリするほど楽しんでくれました。


閉店のおしらせ

ところが、そのプレイランドも、その日がなんと最終日。
航空業界の厳しさ故か、少子化の影響か、あるいはそもそもスタイルが時代に合わなくなってしまっているのか、事情は分かりませんが、営業停止するとのこと。
少なくとも自分たちがいた間は、自分たちも含めて、小さい子どものいる家族連れが大勢楽しそうに乗り物に乗って遊んでいました。

三連休最終日。快晴。
今まで存在を知らなかった、そんな小さな遊園地の最終日に巡り会えて、少しうれしいような悲しいような、複雑な気分になりました。


ゲーセンとか、ショッピングモールの遊戯施設とか、ああいう乗り物がある施設はまだまだたくさんありますが、商業施設の屋上にあって、施設ちょっと風雨で痛んでいて、という特殊でノスタルジックな環境のところは、これからどんどんなくなっていくんでしょうね。



ちなみにこちらは、自分の故郷にかつてあった、三交百貨店 松阪店の屋上の遊園地の最後の姿です。
閉店のその日にいって撮影してきました。
三交百貨店は、今は亡き父が勤めていたデパートであり、また子どもの頃、おじいちゃんに遊びに連れて行ってもらった特別な場所でした。
三交百貨店の5Fには、おもちゃ売り場と大食堂(といっても今思えば小さかったですが)などがあり、おもちゃを見て、ご飯を食べて、遊園地で乗り物に乗ったりして、バスで帰るのが楽しみだったことを思い出します。
そんな屋上遊園地も、随分前からこんな状態になっていました。デパート自体の不振もありますが、今はそれこそ掃いて捨てるほど娯楽がある時代。とうの昔に、こういうものは過去になってたんですね。



係のおじさんにゴーカートに乗せてもらったとき、「今日が最終日だよ」と言われましたが、気の利いた答えもできず。
こういう場合、いつも機転が利かなくて情けないです。


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